トピックス
一般社団法人 熊本県マンション管理士会とは
(財)マンション管理センターを介して、国交省に登録済みのマンション管理士が集う団体です。 現在、管理士会は、熊本市・熊本県建築住宅センターと協定を結び、相談会の実施・相談員の派遣など、私たちマンション管理士ならではの「管理組合・区分所有者」支援を行っています。
また(一社)日本マンション管理士会連合会の会員会として、マンション管理に関する最新情報の提供を受け、会員研修の機会を得ています。 マンション管理士の資質を上げ、熊本の地で、適正なマンション管理運営の理解が深まる一助となることが、管理士会の設立趣旨です。
どんな人がいるの?
マンションは、いろいろな人たちが何年間も共同生活を送る建物です。 管理運営には多分野にわたる知識・情報が求められる中、管理士会の所属会員は様々な資格者が在籍しています。 居住者が高齢化する中、マンションの総合コンサルタントとして、「マンション管理組合の立場」で支援を行っています。
- 建築・設備(建築士・建築施工管理技士・マンション維持修繕技術者)
- 法律(弁護士・司法書士・行政書士)
- 業務関連(管理業務主任者・防火防災管理者・消防設備士・危険物取扱者)
- 管理組合・個人の相談相手(ファイナンシャルプランナー・ケアマネージャー)
マンション管理士ができること
❶管理規約等ルール
「管理規約」の精査・見直し・改正(特別決議)
「マンションの憲法ともいわれる管理規約」に管理運営の基本方針が明記されています。 マンション管理士は、管理規約等の規定に沿って、マンション生活に関わる法改正等で新たに決められた法律等、必要な情報と対処策を管理組合に提言します。
「細則」の見直し・新規作成(普通決議)
運営の基本方針は管理規約で規定しますが、一定期間で変わる可能性が高いルール等は、細則で規定します。
❷修繕など企画運営
居住環境を確保し、資産価値を維持するため、管理組合が担う「維持管理」の最も大事な分野です。
「長期修繕計画」の精査・見直し・全面改正
築年数に応じて、建物・設備の修理・修繕工事項目の優先度も変わります。 マンション管理士は、長期修繕計画は、現実的な推定工事項目の実施時期・推定工事費用と、その工事が行われる時の管理組合の資金(修繕積立金・管理費)が、どのように確保できるかを重視し、次の修繕計画に予定するのか、又は計画を先取して、次年度事業として行うのか、など、マンションの実情に則した企画を提言します。 そのため、設計図書・修繕履歴等の記録や調査報告書など書類調査に加え、現地現物調査(外観目視を主体とした調査・診断)を行います。
マンション管理士をご活用ください
各マンション管理士は、依頼者(管理組合・区分所有者)が「何を、どうしてほしいのか」を伺い、その件に関する業務内容とそれに要する期間を依頼者にお知らせ(業務計画書等)します。 管理組合または依頼者と十分に話し合い、双方が調整し、納得した内容で契約を結び、その契約内容に基づいて業務を提供します。
❶アドバイザー契約
- 短期 1か月以内に終了が見込まれる案件
- 中期 数か月にわたると見込まれる案件
- 長期 6カ月以上1年未満に終了が見込まれる案件
❷顧問契約
管理組合の全般にわたる管理運営業務の総合コンサルタントとして業務を提供する場合。期間は上記に準じます。
❸無料相談
マンション管理士と出会う機会としてご利用ください。 熊本市マンション管理士派遣制度や無料相談会、(一社)熊本県建築住宅センター主催のセミナー時や毎月定例の無料相談会で、会員が相談員を務めます。 実施日は、市政だよりや各ホームページでご確認ください。